
ブログを始めてしばらく頑張ってみたけど、全然ブログから売れない…

売れる記事ってどうやって書けばいいの?書き方のテンプレとかないの?
そんな方に向けて、この記事では売れるブログ記事の書き方を解説しています。
参考程度に、この記事を書いている僕は、サイトやブログから毎月100万円前後の収入があります。
もちろん始めは収入ゼロからのスタートで、ブログを収益化するのには相当苦労しました。

でも、実際稼げるようになって分かったのは、売れる記事を書く方法はめちゃくちゃシンプルだということです。
お金を稼ぎたいという気持ちが先行すると間違いなく失敗します。ポイントはとにかくユーザー視点で考えることです!
売れる記事を書く方法はシンプルです
売れる記事の書き方って、実はめちゃくちゃシンプルなんです。結論、どうすればユーザーが購入に至るのか、ユーザー視点で考えるだけ!
ユーザーが購入に至るまでの流れをもう一度考えよう
実際にどうすればユーザーがブログから商品を購入するのかを、ユーザー目線で追ってみましょう。
- Googleなどの検索窓にキーワードを打ち込む
- 検索結果を見て、読みたい記事をクリック
- 実際にブログ記事を読む
- ブログ内のURLをクリックして公式サイトへ
- 公式サイトで商品を購入する
- (あなたに報酬が入る)
基本的には上記の流れになります。画像付きでもサーッと見てみましょうか。

商品を買うユーザーの気持ちになって見ていきましょう!
まずはGoogleの検索窓にキーワードを打ち込むところからスタート。
今回はオシャレなマグカップが欲しいユーザーを想定して、「マグカップ おしゃれ」と検索してみます。
すると「マグカップ おしゃれ」の検索結果が表示されるので、ユーザーはこの中から読みたいと思った記事をクリックします。
実際にブログ記事を読んで、本当にこの商品を買う価値があるのかどうかをチェックします。
ブログ記事を読んで「この商品を買おう!」と思ったら、そのままURLをクリックして公式サイト等へと移動します。
最後に、商品の公式サイトでもう一度検討して商品を購入。それと同時にブログ運営者にも報酬が入ります。

流れとしては大体こんな感じですよね?
で、ブログを収益化するためには、この流れに沿って1つ1つ施策を行えばいいんです。めちゃくちゃシンプル。
ユーザーの気持ちになれば必要な施策も分かる
具体的に私たちブロガーが何をすべきかは、ユーザーの視点に立って考えればおのずと明らかになります。
ユーザーの行動 | やるべきこと |
Googleの検索窓にキーワードを入力 | ブログで紹介する商品を買いたい人はどんなキーワードを打ち込むかを考える |
検索結果から読みたい記事をクリック | ユーザーが読みたくなるようなタイトルにする |
記事を読んで、商品を買う価値があるかどうかを判断 | 記事でユーザーを満足させる |
買いたいと思ったら商品のURLをクリック | 商品URLは分かりやすいように設置 |
公式サイトで商品を購入 | スムーズに購入できるよう、不安点は記事で解消しておく |
簡単にいうと、ユーザーが検索から購入までスムーズに行えるように1つ1つ対策する感じです。
【5つのステップ】売れるブログ記事の書き方
というわけで、売れる記事の書き方を5つのステップで紹介していきます!
1つ1つの段階でしっかりユーザーに寄り添ってあげれば、自然と売り上げはついてきます。
【STEP1】ユーザーが打ち込むキーワードを記事タイトルに入れる
STEP1は、あなたがブログで紹介する商品を探しているユーザーが、
- 検索窓に打ち込むキーワードを考える
- そのキーワードを記事タイトルに入れる
です。
ユーザーはなにか知りたい情報や欲しい商品があるから、検索窓にキーワードを入力します。
ということで、私たちブログ運営者がやることは簡単!それに合わせて、
- 商品を買ってくれそうな人が打ち込むキーワードを考える
- そのキーワードを記事タイトルに入れる
- 自分のブログ記事にたどり着いてもらう
といった感じです。

まずは記事タイトルにキーワードを入れるところからスタートしましょう!
キーワードの探し方

どんなキーワードをタイトルに入れれば、自分のブログにたどり着いてもらえるだろう?
例えば、「マグカップが欲しい」という人をブログに集めるためには、マグカップを探している人がどんなキーワードを打ち込むかを考えるところからスタートです。
- マグカップ おすすめ
- マグカップ おしゃれ
- マグカップ かわいい
- マグカップ 一人暮らし
- マグカップ レンジ対応
などなど、キーワードは無限にあります。
このなかからブログで紹介したいマグカップに関連するキーワードを選んでいきます!

商品の特徴をもう一段掘り下げる感じです
例えば、花柄のマグカップを売りたいなら、「花柄 マグカップ」というキーワードをタイトルに入れて、
- ランキング形式で花柄のマグカップを10個紹介
- 実際に使ったレビューを画像付きで解説
とかすると、結構簡単に売れます。
なぜなら、「花柄 マグカップ」で検索してブログにたどり着いたユーザーは、“花柄のマグカップ”を求めて来たわけですからね。
ここで大切なのは、花柄のマグカップは花柄のマグカップを欲しがっている人に紹介するということ!

そのために以下の2つのポイントを意識してキーワードを探しましょう。
- 紹介したい商品を必要としている人はどんな人だろう
- その人は検索窓にどんなキーワードを打ち込むだろう
上記2つのことを意識して、記事タイトルにしっかりキーワードを入れておけばOKです!
※キーワードを探す無料ツールはこれでOK→関連キーワード取得ツール
【重要】見込み客だけをブログに集めよう

ブログで商品を紹介して買ってもらいたい!
そのためには、
- 商品を必要としているユーザー
- 商品に興味があるユーザー
をブログに集めるのがポイントです。全く関係のないユーザーを集めても収益にはなりません。
花柄のマグカップを売りたいなら、花柄のマグカップを欲しがっている人を集めるのが鉄則です。湯呑みを探している人にマグカップを紹介するのは無理があります。コーヒーについて調べてきた人にマグカップを紹介するのも無理があります。
当たり前の話ですが、マグカップはマグカップを欲しがっている人に紹介しましょう。
結構やってしまいがちですが、関連性があるからといって、コーヒーの記事でマグカップを紹介しても売れませんからね。

売れる記事の鉄則は、買いたい人に商品を紹介することです
- ユーザーは何か知りたいことがあってキーワードを打ち込む
- 商品を買いたいユーザーが打ち込むキーワードを考える
- キーワードを記事タイトルに入れる
- ブログ記事にたどり着いてもらう
- 商品を買いたい人だけをブログに集めよう
【STEP2】ユーザーが思わず読みたくなるようなタイトルにする
STEP2は、ユーザーがクリックしたくなるような記事タイトルにすること。
ユーザーは検索窓にキーワードを入力したら、今度は表示された検索結果から読みたい記事だけをクリックします。
もう少し具体的にいうと、検索結果を見て

自分が知りたい情報はコレだ!

あ、これってまさに私のことだ!
と感じるような記事をクリックして読みます。
つまり、ユーザーにそう思ってもらえるタイトルをつければ、ブログにどんどんアクセスが集まるんです。

逆に、記事タイトルが平凡ならどれだけ記事内容が良くてもクリックされません。
例として、先ほどの「花柄 マグカップ」というキーワードで記事タイトルをつけてみましょう。
よくやってしまいがちなのが、無難なタイトルをつけてしまうパターンです。
花柄がかわいい!女子におすすめのマグカップ10選
まとまったキレイなタイトルですが、これでは誰もクリックしてくれません。惹かれない。
タイトルをつけるときのポイントですが、ユーザーはなぜそのキーワードを打ち込むのかを一度考えてみることです。

なんで「花柄 マグカップ」って打つんだろう…

花柄のマグカップが欲しい人ってどんな人?
そうやって考えていると、「花柄 マグカップ」とキーワードを打ち込む人のなかにも、いろんな人がいることが分かってきます。
- そもそも花柄が好きで、花柄アイテムを集めている人
- 花柄が好きな母に、母の日のプレゼントとしてマグカップをあげたい人
- 花柄が好きな彼女にサプライズでマグカップをあげたい彼氏
いずれも「花柄 マグカップ」で検索する可能性のある人たちですが、それぞれ魅力的な記事タイトルやコンテンツは変わってきます。
ここで、自分の商品はどんな人に紹介すれば買ってもらえるか?を考えてみましょう。
ブログで紹介するマグカップが落ち着いた雰囲気のものなら「母の日」に最適でしょうし、可愛い柄なら「20代女子へのプレゼント」に最適でしょう。

そうしてターゲットユーザーが見えてきたなら、もはやこっちのもの!
- 【ママ号泣】母の日にプレゼントしたい花柄のマグカップ5選
- 映え!20代女友達へのプレゼントに最適な花柄マグカップ10選
こんな感じのタイトルをつけるとユーザーに刺さります。「まさに私の知りたい情報だ!」って。
もうね、記事タイトルでは思い切ってユーザーを限定してしまうのが肝です。本当にこれだけ。

そうやってユーザーを限定してしまうと、買ってくれるユーザーも減ってしまいそう…
そう思うかもしれませんが、不思議なことに逆なんです。タイトルでユーザーを絞れば絞るほど売れます。
【ママ号泣】母の日にプレゼントしたい花柄のマグカップ5選
というタイトルの記事を読んで、50代のお母さんが自分のために買うなんてことはよくあります。
だから、タイトルでは思いっきりユーザーを絞りこむのがおすすめ!
- ユーザーは検索結果から「コレコレ!」という記事をクリックする
- 紹介する商品を欲している人はどんな人かを考えよう
- 思い切ってタイトルでユーザーを限定しよう

ここまでで、すでにあなたの商品を買いたいというユーザーだけを集めることができています。花柄のマグカップを欲しい人だけに、花柄のマグカップを紹介できる状態!
【STEP3】記事の中でユーザーを120%満足させる

記事タイトルにキーワードを入れた!魅力的なタイトルもつけた!
すると、ユーザーがブログ記事を読みに来てくれます。ここまできたら、あとは記事の中でユーザーを120%満足させるだけです。

絶対にやってはいけないのが売り込むパターンですね
- 商品の良いところばかりを書く
- デメリットや注意点を隠す(触れない)
- 誇張表現(大げさにアピール)
報酬を得たいのは分かりますが、文章から少しでも“売りたい”という気持ちが見えたとき、ユーザーは離脱します。

この商品は本当にオススメ!買わないと損です!しかも今なら10%OFF!
今どきこんな文章に釣られるユーザーはいません。60歳オーバーの僕のおかんでも

なんか押し売りみたいで怪しいわぁ~
って、いつもスマホ見ながら言ってますもん。ユーザーのITリテラシーは想像以上に高いです。
売らなくていい!「知りたい」に答えてあげる
逆にいうと、今は売り込まなくても売れる時代です。大切なのはユーザーの「知りたい」にしっかり答えてあげること!

母の日に花柄のマグカップをプレゼントしたい!なにか良いマグカップはないかな?
そんな母親想いのユーザーが一番知りたいことってなんでしょう。
- マグカップの良いところ
- おすすめポイント
とかですか?それも大事ですけど、本質はもっと別のところにあります。
商品紹介で多くの人がやってしまいがちですが、商品の特徴をいくら並べたところでユーザーの心は動かないんですよね。

このマグカップは○○産の素材を使った…
とか言われても、ぶっちゃけユーザーは興味ないんですよね。そんなの公式サイトを見れば分かる情報です。

デザインがおしゃれで…
とかも不要です。言われなくても、みんなデザインは自分で決めます。気に入らないデザインのものを買う人なんていません。

こうした商品の情報は必要最低限でOK。それよりも大事なことがあります!
母の日のプレゼントにマグカップを探しているユーザーが一番知りたいのは、“お母さんがマグカップをもらって喜んでくれるかどうか”です。
これが本質です。こうしたユーザーニーズさえ分かれば、売れる記事はバンバン書けます。
売れる記事では“明るい未来”を書くこと
今回の例でいうと、記事で絶対に書きたいのは以下のような内容です。
- 世界に1つだけ!カップの底にイニシャルを入れられます
- かわいいメッセージカード付き(注文時に入力でOK)
- 茶渋がつきにくい!
- 食器洗い機に入れても大丈夫!
- 電子レンジ対応
「お母さんに喜んでもらいたい」というユーザーにとってはどれも有益な情報で、母親が喜ぶ姿が想像できるものです。
大切なのは、その商品を手に入れることで得られる“明るい未来”を書くことです。
ユーザーが「メッセージカードを読んで喜ぶ母親の姿」を想像できれば、わりと簡単にマグカップは売れます。

メッセージカードを読んだお母さんが泣いて喜んでくれました…ついでに私ももらい泣き!!
みたいな口コミを載せておくと、さらに効果的です。
ぶっちゃけマグカップの機能性やデザインが突き抜けていなくても、こうしたセールスライティングができれば問題ありません。
ユーザーが本当に知りたいのは商品の情報じゃなくて、商品を買った後にどうなるか。これがめちゃくちゃ大事!
食いつきの良いドッグフードを探している飼い主さんに、ドッグフードの成分を説明したところで売れないんですよね。でも、愛犬がバクバク喜んで食べている姿を想像してもらうことができれば、ビックリするくらい簡単に売れます。
- 記事に訪れたユーザーは120%満足させてあげる
- 商品の情報は必要最低限でOK
- ユーザーが知りたいのは“商品を買った後にどうなるか”
- 商品を手に入れて得られる“明るい未来”を書こう!

商品情報やおすすめポイントはそこそこでOK。ユーザーの本質的なニーズを理解して、商品を手に入れたあとの明るい未来を書いてあげましょう!
【STEP4】URLは分かりやすく“そっと”置く
STEP4は、商品URLをできるだけ多く“そっと”設置しておくことです。
リンクも貼りすぎると押し売りみたいになりますが、記事の中でユーザーが

買ってみようかな?とりあえず公式サイトを見てみよう
と思ったときにすぐ公式サイトへ移動できるように、適宜リンクは設置しておきましょう。
- リード文の末尾
- 基本情報の末尾
- 商品の良いところ・悪いところ
- 口コミの末尾
- まとめの末尾
こんな感じで、僕はどの記事でも大体5つくらいは設置しています。
もちろん記事ごとによって適切な数や位置は変わりますが、よく分からないときは各見出し下にリンクを入れておくだけでもOKです。

リンクの種類は、バナーよりもテキストリンクのほうがおすすめ!
バナーだとどうしても広告色が強くなるので、テキストリンクをそっと置いておくのがオススメです。
- →○○マグカップの公式サイトはコチラ
- →○○マグカップの詳細を見る
- →さっそく○○マグカップを注文する
テキストリンクの書き方も色々ありますが、文言にこだわるのは稼げるようになってからでも良いと思います。
とりあえず→○○の公式サイト(はコチラ)にしておくと、ユーザーも安心してクリックできるかなと!
- 商品URLは分かりやすく“そっと”置いておく
- ユーザーがスムーズに公式サイトへ移動できるように!
【5】公式サイトの疑問点は記事で解説しておく
ユーザーが公式サイトに移動したら、そこからは私たちの管轄外です。
でも、ユーザーが公式サイトを訪れて

あれ、これってどうなんだろう…?
と購入をためらいそうな疑問点は、あらかじめ記事内で解決しておくことも大切です。
たとえば、報酬発生の条件が「定期コース申し込み」なら
- 定期コースの解約方法
- 定期コースの縛り回数
などは、あらかじめ記事内で書いておくのがベター。
公式サイトが丁寧に作られている商品はいいですが、そうじゃない商品もたくさんあるので…。
ユーザーが公式サイトで不安になって購入を諦めないように、あらかじめ公式サイトで疑問に感じることはないか?をチェックしておきましょう!
まとめ
今回は売れるブログ記事の書き方を紹介しました。最後にもう一度内容をおさらいしておきましょう!
- ユーザーが打ち込むキーワードを記事タイトルに入れる
- ユーザーが思わず読みたくなるようなタイトルにする
- 記事のなかでユーザーを120%満足させてあげる(明るい未来!)
- 商品URLは分かりやすく“そっと”置いておく
- 疑問点はすべて記事内で解決しておく
ブログの記事から商品を買ってもらうためには、ユーザーの気持ちに寄り添うことが何よりも大切です。
Googleの検索窓にキーワードを入力→ブログを経由して公式サイトへ…
こうしたユーザーの行動パターンに沿って1つずつ対策していけば、おのずと売れる記事が出来上がります。

慣れるまでは大変ですが、1つずつ真似をしながらマスターしてもらえればと思います!
売れる記事の書き方が分かれば、あとはアクセスを集めるだけ!
検索上位を獲得してアクセスを集める方法は以下の記事にまとめておきました。