こんにちは、専業webライターのとしきです。
今回は僕が普段こなしている、webライターもできるコーディング案件(流し込み案件)について簡単に紹介します!
- ライターならコーディング案件にも挑戦すべき理由
- コーディング案件に必要な知識とスキル
- ライターでもできるコーディング案件の見つけ方
ちなみにこの記事を書いている僕は、文字単価5.0円くらいのなんちゃって専業webライターです。
普段からコーディング案件も結構やっているのですが、今回記事を書くことになった理由がコチラ↓
お前どんな案件やってんねんっていう質問ですけど。
先ほど書き終えた案件は
📗佐賀 工務店 おすすめ
みたいなキーワードで検索上位を狙ってるサイトの工務店紹介ページです。
📙2000文字
📙コーティングあり
📙文字単価3.5円1時間半で7000円なので時給も良き。
何かの参考になれば🙇♂️
— 🐶ライターとしき@書きまくれ! (@writer_toppy) September 15, 2019
このツイートを見てくれたフォロワーさんから

え、コーディング案件ってライターでもできんの?

知識とかいらないの?やり方教えてー!
とコメントをいただきまして。これは書くしかねーなと。そんなわけで、できるだけ分かりやすく解説していきますね!
※今回のコーディング案件は、厳密にいうとコーディング込みのライティング案件です。便宜上、コーディング案件と呼びますね。
webライターならコーディング案件をやるべき理由
結論からいうと、コーディング案件は稼げます。その理由は以下の3つ。
- コーディング案件は文字単価が高い
- 必要な知識はhtmlだけ
- WordPressを使えるだけでこなせる案件も
コーディング案件は、普通のライティング案件よりも文字単価が高くなります。
例えば、僕が受注しているクライアントさんだと、コーディング案件は通常のライティング案件よりも0.4~0.5円ほど文字単価がアップします。
普段から文字単価1.0円で書いている人なら、いきなり文字単価1.5円に上がる感じですね。
- 3000文字→3000円
- 3000文字→4500円
同じ文字数でも、コーディングをして納品するだけでこんなにも報酬は違います。
だから、webライターはコーディング案件に挑戦しようぜ!というのが、この記事の主張です。
コーディング案件ってそもそもなに?

そもそもコーディング案件ってどんな感じ?普通のライティング案件とどこが違うの?
って疑問に思いますよね。なので、まずはコーディング案件について簡単に解説していきますね!
コーディングとは|ライティング案件との違い
通常のライティング案件は文字だけを書いて納品しますよね?
それとは違い、コーディング案件は今すぐネット上に公開できるような状態で納品します。

コーディングは“裸の文章に洋服を着せてあげるイメージ”です!具体例で見ていきましょう
テキストテキストテキストテキスト
・テキストテキスト
・テキストテキスト
・テキストテキスト
テキストテキストテキストテキスト
<p>テキストテキストテキストテキスト</p>
<ul>
<li>テキストテキスト</li>
<li>テキストテキスト</li>
<li>テキストテキスト</li>
</ul>
<p>テキストテキストテキストテキスト</p>
こんな感じで、書いた文章にhtmlタグをつけて納品してあげるのがコーディング案件です。
実はこうしてhtmlタグをつけないと、書いた文章もweb上に表示されないんですよね。
普段、あなたが納品しているクライアントさんも、WordpressなどのCMSを使って、あなたの文章を装飾してからweb上に公開しています。
コーディング案件の文字単価が高いのは、そうした装飾の手間を省いてあげられるからです。

すぐに公開できるような状態で納品すっから、そのぶん文字単価上げてくれーって。
基本的にコーディング案件はwebデザイナーの領域
冒頭でも書きましたが、ここでいうコーディング案件はあくまで“コーディング込みのライティング案件”を指します。
一般的に募集されているコーディング案件は、完全にwebデザイナーさん向けです。
- ランディングページ制作
- ブログの見出しカスタマイズ
などなど。

文章は出来上がっているから、あとは良い感じのデザインにしてほしい
っていう案件が大半です。言わずもがな、webライターの出る幕ではありません。
【具体例】ライターでもできるコーディング案件の内容
じゃあ、webライターが参戦できるコーディング案件はどんなものかというと、
例えば、上記のように3000文字書いて、さらに流し込み(コーディング)までやって文字単価○○円みたいなやつです。
ライティング案件にコーディングがおまけでついている感じ。
こういう案件は通常のライティング案件よりも文字単価が高いので、僕は積極的にやるようにしています。

こうした案件がクラウドワークスなどで見つかるかは分かりませんが、見つからない場合の対処法も後ほど紹介します!
コーディング案件に必要な知識とスキル
さて、ここで気になるのがコーディングの難易度ですよね。やってみたいけど、できるかしらって。

htmlが分からない私にもできるかな…

Wordpressは使えるけど、htmlにはいまいち自信がない
結論からいうと、最低限のhtmlの知識は必要です。でも、最低限の知識さえあれば、できるコーディング案件はたくさんあります。
具体的には、以下のような装飾ができるなら、こなせる案件も結構あるかなと!
- 文章に<p>タグをつける
- 改行するときに<br>をつける
- 見出しに<h>タグをつける
- 箇条書きに<ol><ul><li>タグをつける
- 引用時は<blockquote>タグをつける
- 簡単な表・テーブルを作れる
普段からブログでWordpressを触ってる人からすると、「え、それだけ?」って感じですよね。
ぶっちゃけWordpressが使えたら、できるコーディング案件は山ほどありますよ!

もちろんどこまで求められるかは案件によります
案件によっては、文字装飾やボックス装飾も必要になるので、
- 納品先のサイトのソースコードを確認
- どんなclassで呼び出しているのかをチェック
- コーディング時に反映
とかの作業もしないといけなかったり…。
なので、どの程度までコーディングが必要かを、事前にクライアントに確認しておくのも大切です。
【全部見せます】コーディング案件の作業手順
実際に、普段から僕がやっているコーディング案件の作業手順をお見せします。もうね、ビックリするくらい簡単ですよ。

基本的にはWordpressを使ってコーディングしていきます!
- キーワードは「○○ 口コミ」
- 想定読者は「~で××な人」
- 大まかな内容(○○、○○、○○については絶対に書いてください)
- 文字数3000文字
- 適宜見出しやリストを入れて、見やすくしてください
※見出しは大中小の順でh2→h3→h4
指示内容としてはこんな感じ。特にマニュアルやレギュレーションもなく、好き勝手書いていきます。
ただ、普通のライティング案件と違うのは、WordじゃなくてWordpressで執筆する点です。

Wordpressで執筆する理由は、Wordpressが勝手にコーディングしてくれるから!
僕の場合、サイトやブログで使っているWordpressがいくつかあるので、そのなかから1つを適当に選んで、
- 投稿
- 新規追加
- ビジュアルエディタ
を開いて、あとはWordと同じように書いていきます。
Wordに書くのと少し違うのは、
- 見出し
- リスト(箇条書き)
などをその都度装飾していく点です。といっても、すべてワンクリックで済みますが…。
無事に書き終わったら、ビジュアルエディタからテキストエディタに表示を変えます。
すると、どうでしょう。
ただ打ち込んでいただけなのに、すでにコーディングされているではありませんか!

っていうだけのお話です。打ち込むだけ。
あとはテキストエディタのコードを全部コピーして、WordやGoogleドキュメントに張り付けて納品すればOK。
拍子抜けするかもしれませんが、こんな感じです。基本的なコーディングだけの案件ならWordPressに打ち込んでコピーして終わりです。
もう少し踏み込んだところまでコーディングする案件もありますが、やり方は大体一緒です。

あとはこうしたコーディング案件に巡りあえるかどうかです!
webライターでもできるコーディング案件の見つけ方
最後に、コーディング付きのライティング案件を見つける方法を紹介します。
正直、僕はクラウドワークスやランサーズには詳しくないので、今回のようなコーディング案件がそれぞれのサイトにあるのかは分かりません。
僕がおすすめする方法は、ライター登録型サイトに登録して、
- 大量の案件から探す
- 担当者に直接聞いてみる
という方法です。
ライター登録型サイトに登録する
実際、僕は上記のようなライター登録型サイトでコーディング案件を受注しています。
登録はいずれも無料ですが、登録するのにテストがあるサイトもあります。
ただし、テストに合格すれば、
- 担当のディレクターが1人つく
- 案件をバンバン投げてもらえる
- 最低でも文字単価1.0円からスタート
といった恩恵も受けられます。勝手に仕事が舞い込んでくる。
でもって、登録後に担当者がついたら、

コーディング付きのライティング案件とかないっすか?見出しとかリストならコーディングできるんですけど…
って聞けばOK。聞くだけならタダです。
で…この記事のために「コーディング案件ください」って実際に言ってみましたよ!!
そして、返ってきたメッセージがこれです…。
なんと3つもコーディング案件をくれました。(「ドール買取」はちょっと断ろうかなぁ…。)

さりげなくWord納品を1件ぶち込んでくれたのも嬉しい。
あとは…いろんなサイトに登録して、いろんな案件をチェックしてみるのがオススメ!
やっぱり間口が広ければ広いほど、自分に合ったラクに稼げる案件も見つかりやすいので。
既存のクライアントに提案する方法
クラウドワークスやランサーズだと、なかなか今回のような流し込み案件(コーディング案件)は見つからないかもしれません。
そんな時は、普段から納品しているクライアントさんに聞いてみること!もうね、これが一番手っ取り早いです。

実は簡単なコーディングだったらできるんですけど、次回からコーディングして納品しましょうか?

え、本当ですか!すごく助かります!
みたいに、喜んでくれるクライアントさんは多いんじゃないかなーって。
だって、見出しやリストだけでも装飾する手間が省けたら、クライアントさんも嬉しいでしょ?

あの~…コーディングする代わりに、ちょっとだけでも文字単価を上げてもらえませんか?

もちろんです!0.2円ほど上乗せときますねー
という感じで、単価交渉するまでがワンセットです。
単価を上げてもらえるかどうかはクライアント次第ですけどね。言うだけならタダですから!
まとめ
今回はwebライターでもできるコーディング案件について紹介しました。最後にもう一度内容をおさらいしておきましょう!
- コーディング案件は文字単価も高め
- htmlの基礎知識があればできる
- WordPressが使えれば、なお良し!!
- たくさんサイトに登録して、案件を見つけよう
- 既存のクライアントに交渉するのもアリ!
結論、webライターでもコーディング案件はできるし、文字単価も高めなのでどんどん挑戦するべきです。
いろんなサイトで案件を探して応募するのも良し。クライアントに直接交渉するのも良し。
少しでもコーディング技術があるなら、文字単価アップの余地は十分にあるので、どんどん提案していきましょう!

htmlの知識は、Wordpressでブログをやっていれば、自然と身に付きます
エックスサーバーでWordpressブログを始める方法を画像付きで徹底解説。画像の見ながら真似するだけで、簡単に自分だけのオリジナルなブログを作ることができます。