
こんにちは、フリーランス歴8年のwebライターとしきです
今回はwebライターで稼ぐために重要なジャンル選びについてまとめてみました。
これからwebライターを始めようと考えている方や、ジャンル選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
【結論】稼ぎたいなら書くジャンルは絞るべき
結論、webライターは書くジャンルを絞ったほうが稼げます。その理由をこれから解説しますね。
リサーチ時間を大幅にカットできる
特定のジャンルに慣れてくると、記事を書く際のリサーチ時間を大幅にカットできます。
いちいち調べなくても頭の中に知識として入っているので、依頼を受けたらそのまま書けるんですね。

これってめちゃくちゃメリットじゃないですか?
知らないジャンルの時給は低くなる
初めてのジャンルで記事を書く時って、どうしてもリサーチや勉強から入らないといけませんよね。
場合によっては、知識を詰め込むだけで1時間かかることもあったり…。
でも、このリサーチ自体に報酬は発生しません。つまり、リサーチに時間をかければかけるほど時給は低くなるんです。
得意ジャンルにはリサーチが必要ない
予備知識のあるジャンルはリサーチする必要がないので、書いている時間=時給になります。シンプルに時給が高くなる。
毎回違うジャンルに挑戦していると、リサーチに膨大な時間がかかってしまうので時給は上がりません。
なので、書くジャンルを絞って得意分野を作ったほうが圧倒的に稼げるようになります。

昔は知らないジャンルに手を出して、時給500円以下なんてこともあったなぁ…
ジャンルを絞れば月収も増えます
執筆ジャンルを絞ることで月収も爆発的に増加します。
こなせる案件が増える
得意ジャンルの記事はリサーチに時間がかからないので、それだけこなせる案件の数も増えます。
- 知らないジャンル:1日に3000文字×1本で精一杯…
- 知識があるジャンル:1日に3000文字×2本も余裕!!
仮に文字単価1円とすれば、1日でその差は3千円にもなります。月に20日間ライティングするとしたら、その差は6万円です。
文字単価も上がりやすい
特定のジャンルを書き続けていると、それは自分の得意ジャンルへと変わります。
得意ジャンルがあれば、ぶっちゃけ文章が下手でも文字単価は跳ね上がります。
- 文章はうまいけど、専門知識はない
- 文章は下手だけど、専門知識はある
単価が高いのは専門知識のある後者です。
いくら文章がうまくても、中身の薄い記事ではユーザーの心もクライアントの心も動かせませんよね。
例えば、旅行ジャンルの記事を依頼するとします。少しクライアントの気持ちになってみましょう。
- A君:どんなジャンルでも分かりやすく丁寧な文章が書けます!
- B君:他のジャンルは全く書けないけど、旅行ジャンルなら誰にも負けません!
私だったらB君に頼みたいです。「パスポートのスタンプはもう押せないくらい埋まってます!」なんて言われた日には即採用ですよね。
オールマイティーなA君も魅力的ですが、A君には絶対に書けないような内容がB君からは出てきそうです。
多少文章が下手でも知識があれば、ユーザーの「へぇ~知らなかった」を引き出すこともできます。
当然、そうした内容の深い文章を書けるライターの単価は高くなります!

「私の得意ジャンルはコレです!」というジャンルを1つ持っておくだけでも、相当な武器になりますよ
ジャンルを絞ると案件の数が減るのでは?
「ジャンルを絞ると応募できる案件が減ってしまうのでは…」という心配もあるかもしれません。
この点については、ランサーズとクラウドワークスの2社を使えば、案件が足りない状況にはならないと思います。
サグーワークスやShinobiライティングなど他の媒体も使えば、得意ジャンルの案件は見つかるはずです。
もちろん文字単価などにこだわると、理想の案件が見つからないときもあると思います。

そんなときは得意ジャンルを増やすために、新たなジャンルに挑戦するのがおすすめ!
得意ジャンルが多ければ、それだけ案件の選択肢も増え、より単価の高い案件だけをこなすことができます。
得意ジャンルを持つことは大切ですが、たった1つのジャンルをこなしているだけでは自分自身も成長しませんからね!
一旦、ここまでの内容をまとめます。
- リサーチに時間がかからない
- こなせる案件の数が増える
- 文字単価も上がりやすい
⇒結果的に時給も月収も増える!
こんな感じで、執筆ジャンルを絞って得意ジャンルを作ることができれば、収入は爆発的に伸びます。
だから、webライターとしてガッツリ稼ぎたいならジャンルは絞るべきです。
とはいえ、いきなり「得意ジャンルを作れ!」と言われても、どうすればいいか分かりませんよね。
というわけで、得意ジャンルの具体的な作り方を解説して終わりにしたいと思います。
得意ジャンルは無理に作ろうとしなくてOK
得意ジャンルができれば確実に収入は増えますが、得意ジャンルは無理に作らなくてOKです。
私もかつては「なにか得意ジャンルを作らなきゃ」と悩んでいた時期がありました。色々なジャンルについて調べたりもしましたが、状況は変わらず…。
結局、頭で考えたところで得意ジャンルなんて分からないんですよね。

だから、目の前の案件をひたすらにこなしました
得意ジャンルを見つける唯一の方法
得意ジャンルを見つける唯一の方法は、目の前の案件をこなすことだと思っています。
私も得意ジャンルが見つかるまでは、とりあえず依頼された案件を全部受けていましたね。文字単価が高い案件は、ジャンルを問わず応募していました。
そうして1つ1つこなしているうちに「これは面白くない」「これもなんか違う」という感情が出てきてます。
その感情に任せて案件を選んでいるうちに、気づいたら2~3個のジャンルだけになっていた。というのが正直なところです。
現在は2~3個の得意ジャンル以外の案件は基本的に引き受けず、リサーチも一切せずに執筆しています。文字単価も2~5円と高めなので、それだけで家族を養えるくらいの収入になっています。

得意ジャンルを作りたいという人は…
とにかく目の前の案件をこなすことです。依頼がきたら全て受けて、興味のあるジャンルには積極的に応募しましょう。
実際に体験することで、「このジャンルは違う」「このジャンルは書いていて面白い」というものが必ず出てきます。
そうやって案件をこなしているうちに残ったもの、それがあなたの得意分野です!
ライティング案件のジャンル【一覧】
参考までに、ライティング案件のジャンルをまとめておきます。
興味のあるジャンルをチェックして、今後の案件選びに生かしください!
- 美容(エステ、脱毛、化粧品、健康食品など)
- 金融(資産運用、不動産投資、仮想通貨など)
- 保険(生命保険、自動車保険など)
- 家電(PC、スマホ、モバイルバッテリーなど)
- ビジネス
- スポーツ
- 転職・就職
- 占い
- 恋愛・結婚
- 育児・出産
- サブカルチャー(漫画、音楽、映画など)

金融・保険・転職などのジャンルは文字単価も高めです!(そのぶん専門知識も必要ですが)
まとめ
webライターとしてガッツリ稼ぎたいなら執筆ジャンルは絞るべきです。
他のライターよりも詳しく書ける得意ジャンルがあれば、主婦の方が副業でやっても十分な収入が得られます。
ただ、得意ジャンルはそう簡単には見つからないと思うので、まずは目の前の案件を1つずつこなすこと!そうしているうちに面白いジャンル・面白くないジャンルが必ず見えてきます。
ジャンル選びに迷って作業を止めてしまうのが一番ダメなので、まずは目の前の案件をやっつけましょう!
※例外として、得意ジャンルが見つからなくても、圧倒的なスキルがあれば稼げます。
そのあたりのお話は以下の記事で解説しているので、合わせてご覧ください。
初心者webライタ-が身につけるべき5つのスキルまとめ。他のライターと圧倒的に差別化し、案件獲得や文字単価アップがスムーズになるスキルを紹介。