
webライターを始めたばかりで、今後どうやって収入を伸ばせばいいのか分からない

勢いでwebライターを始めてみたけど、1つの記事に時間がかかりすぎて全然稼げない!
そんなwebライター初心者の方に向けて書いています。
- 駆け出しライターが収入を伸ばすためにやるべきコト
- 初心者ライターの成り上がりルート
- 専業webライター2人のリアルな意見やアドバイス など

こんにちは、佐賀在住・専業webライターのとしきです
先日、関西へと帰省し、“ライティング勉強会”なるものを開催しました。
今回はその内容をもとに、初心者ライターが収入を伸ばすためのアドバイスをまとめてみました!
明日から4日間、兵庫の実家に帰ります。
ご都合よろしければ、お茶でもしながら一緒にブログ書いたり、ライティングしたりしたいなって思ってるんですけど。
関西のフォロワーさんってどのくらいおられるのでしょうか…
いや、僕なんかに会ってもメリットないかもしれませんが…
💩💩💩💩💩💩
— としき@カキカタライター&ブロガー (@writer_toppy) November 28, 2019
Twitterで参加者を募集したところ、心優しきwebライターのお二人が参加してくれました。
駆け出しライターと専業ライター2人のリアルな対談から生まれた“初心者ライターがやるべきコト”を今回はご紹介します!
- Kanさん
- Kanさん(@KanY14829043)。webライター歴はなんと約3週間!行動力がとにかく異常。周りがコーヒーやハーブティーを注文するなか、「いちごバーください」って言ってた。
- ゆめさん
- ライター歴2年半のゆめさん(@yumewrtr_)。新卒で入社した会社を音速で退職。コワーキングスペースや交流会に出没し、人とのつながりで仕事をゲットするコミュ力お化け。「結婚の予定があれば別なんですけどねぇ…」って2回くらい言ってた。
- としき
- この記事の筆者(@writer_toppy)。フリーランス歴8年。アフィリ、ブログ、ライターなど手を広げすぎた『肩書き迷子』。う〇ち。
webライター初心者へ送る7つのアドバイス
今回の勉強会において、専業ライターの2人が“駆け出しライター”のKanさんに送った7つのアドバイスがこちら!
- 最初は時間がかかって当たり前
- 続けているだけで道は開ける
- 見出し構成を作ってから執筆するべき
- 単価を上げるためには実績を積むべし
- オフラインで人と会うべし
- 専門性や得意ジャンルは経験を積むことで見えてくる
- ライターならブログやれ
これら7つのアドバイスは、いずれも専業ライター2人の実体験に基づくもの。
初心者ライターさんが収入を伸ばすためのエッセンスは全て詰まっております!

さっそく順番に解説していきますね
【1】最初は執筆に時間がかかって当たり前!
きっとライターを始めたばかりの方なら、

1つの記事を書くのに何時間もかかるし、単価も低いし…全然稼げない
と絶望しますよね…。
でも、それが普通です!ライターを始めたばかりなら1記事に丸1日かかるなんてことは普通。
何を隠そう、今は専業ライターとしてバリバリやってる僕もゆめさんも最初はそうでした。

なんかもう、1記事書くのに5~6時間はかかって…1日1記事しか書けないっす

うんうん、そうですよね。最初はみんなそうだと思います。でも、慣れますよ!

僕も1記事に2~3日かかってたなぁ…でも、書いてればそのうち慣れます!まじで!
執筆スピードを大きく左右するのは“慣れ”です。
最初は思うように書けず、時間もかかるので、ストレスを感じてしまうかもしれませんが…しんどいのは最初だけ!
だから、初心者ライターの方には「今が辛抱だ」と思って、なんとか持ちこたえてほしい!

しんどいのは最初だけ!
【2】続けているだけでライターは道が開ける
語弊を恐れずに言うと、webライターは続けているだけで道が開ける職業です。
クラウドソーシングを利用すれば、今は誰でもwebライターになれる時代。だからこそ、辞めていく人も後を絶ちません。
つまりは、生き残っているだけで稼げる側面もあるんです!

なんか記事を書いてみて思ったんですけど、ライターって大変ですよね…本当に稼げるのか不安っす

分かる。でも、続けてるだけで稼げるようになりますよ!ガチで!

そうそう!とにかく継続してれば、なんとかなりますよ!

最近はお金よりも経験だと割り切ってやってます

それめっちゃ大事です!

そういう時期は絶対にあるので、めげずに踏ん張って!!
webライターを始めたばかりなら、文字単価も低く、執筆にも時間がかかるもの。
「稼げない…」と絶望するのが普通で、大多数はそこで辞めていきます。
だからこそ稼げる!なんとか踏ん張って続けてほしい!というのが、専業ライター2人からのアドバイスです。
【3】見出しを作ってから執筆するべき!
執筆スピードを上げるためには、見出しを作ってから書くことが大切です。
見出し構成を作らずに執筆するということは、行き当たりばったりで執筆するということ。
話があっち行ったりこっち行ったりではユーザーも混乱しますし、その都度リサーチしていると、どうしても時間はかかってしまいます…。

自分は見出しをあまり作らずに書いてるんですけど、やっぱ見出し作ってから書いたほうがいいんですかね?

絶対に作ってから書いたほうが良いです!

間違いないです。見出し作ってから書いたほうが、結果的には速く書けますよ!
早く終わらせたいという気持ちから、すぐさま執筆に取りかかってしまうのも分かります。
でも、見出しに従って書き進めるほうが絶対に速いです。
【4】単価を上げるためには実績を積むべし!
文字単価1円以上の案件をゲットするには、クラウドソーシングで実績を積むのが1番手っ取り早いです。
目に見える実績があれば、それだけでスカウトの目にも留まり、提案も通りやすくなります。

なにはともあれ、まずはクラウドソーシングで実績(★の数)を増やしたほうが良いっすよ!

★の数って実際どれくらい必要なんすかね?

10個もあれば十分じゃないですか?ジャンルにもよると思うけど

10個あれば文字単価1円は楽々ゲットできると思います!
クラウドワークスやランサーズで実績が積み上がれば、見える世界が変わります。
向こうからスカウトやオファーも来るし、こちらの応募も通りやすくなる。それくらい見た目の実績は大事です!

実績が出来上がるまでは辛抱期間です。そこさえ乗り切れば、月10万円も一気に見えてきます!
【5】webライターはオフラインで人と会うべし!
“webライターこそオフラインで人に会うことが大切”というのも、今回の勉強会で学ばせていただきました。
寂しさが紛れるというのもありますが、人との繋がりから仕事をゲットできるケースもあるからです!

最近はずっと引きこもっているので、人肌が恋しいというか…笑

分かります。僕もずっと家にいますし、ド田舎なので…今日はお会いできてすごく嬉しいです(ポッ

実は、今やってる仕事の1つは実際にお会いした人から紹介してもらった仕事なんです

(ん!?)

普段通っているコワーキングスペースが結構交流メインのところで。ひょんなことからメディア編集部の方と知り合って、今も仕事させてもらってます

そんなこともあるんですね。すげー。

大阪だとライター交流会とかも結構やってるので、顔出してみるのも良いと思いますよ!

へー1回行ってみます!仕事欲しいっす!

あ、私いま編集業務もやっているので、ライターさん足りなくなったらKanさんにお願いしてもいいですか?

ぜひ!よろしくお願いします!
僕みたいにド田舎に住んでいる在宅ライターにとって、交流会やコワーキングスペースはまさに憧れの世界!
でも、ある程度の都会ならコワーキングスペースも交流会もありますからね。積極的に顔を出すことでお仕事をゲットできるかも!

webライターもオフラインで人と会おう!※次は福岡で勉強会を開催するのでぜひ!
【6】得意ジャンルは経験を積むことで分かる!
今後ライターとして攻めるべきジャンルは、経験を積むことでおのずと見えてきます。
いろんなジャンルの案件を執筆していると、その中から自分の得意なジャンルも見つかるものです。

どんなジャンルを書きたいのか、よく分からなくて…

それはひたすら案件をこなしていると見えてくるかも?

ですね!得意ジャンルとか書きやすいジャンルとかは、やってるうちに分かってきますよ!
余談ですが、月20万円を超えてくると、ライターの種類にもこだわり始める人が多い印象です。
- webライター
- 取材ライター
- コピーライター
- セールスライター など
一言でライターと言っても、その仕事は多岐にわたります。
自分がどのライターに向いているのかは、経験を積むことでハッキリ見えてくるので、まずは経験を積むべし!
【7】webライタ-はブログをやるべき
webライターは個人ブログを持つべきです。駆け出しライターさんはなおさら!
詳しくはwebライタ-がブログを始める5つのメリットで解説していますが、
- ブログから直接ライティング依頼が来る
- ブログから収益が発生する
- ブログが実績やポートフォリオになる
など、ブログはライターに多大なるメリットをもたらしてくれます。

ちょっと後でブログの質問してもいいですかー?

もちろん!ブログって収益が1番の目的ですか?

できれば好きなことを書きたいけど、やはり収益化もしたいなと…今の仕事もいつなくなるか分からないし!

分かります、分かります。リスク分散という意味でもブログは役立ちますからね

あの、ブログってライティングに関連したジャンルを書くんですか?

なんでもいいと思いますよ!ライティングしたいジャンルで書けば、それは強烈なアピールになります。人柄が分かるような個人ブログも、それはそれでアピールになる!

なるほどです

1番大事なのはブログを持っておくことそれ自体じゃないかなって思います

と、言いますと?

いや、最近はTwitterでライターを探すメディア担当者の人も増えてるみたいなんですよ。クラウドソーシングでは分からない人柄も、Twitterを見れば分かるし…

ふむふむ

そこでTwitterのプロフィール画面に自分のブログを貼っておけば、何もしなくてもアピールできるじゃないですか

たしかに!
実際、僕自身もブログやTwitterからライティングの依頼を受けています。
ライターたるもの個人ブログを持っていて当たり前の時代なので、駆け出しライターさんも時間を見つけて作っておくのがおすすめです!
※以下の記事ではブログを持つメリットを実例付きで解説しています。
webライターが個人ブログを始める5つのメリットを解説。ブログを始めてライティングの仕事が増えた、ブログから収益が発生したなど、実例とともにブログを開設すべき理由を紹介。初心者ライターの方は特に必見です。
初心者ライターは数冊でいいから読書をすべし!
ライティングに関する本を読む大切さを、今回の勉強会で改めて感じました。
ライティングも書き方の基本が分かっていなければ、ただのド素人が書いた文章です。
逆に、書き方の基本さえマスターしていれば、読みやすい記事へと早変わり!
そして、ライティングの基本の“き”を学ぶためにはやっぱり読書が1番おすすめという結論です。

え、これKanさんが書かれた記事ですか?

はい、僕です

めっちゃスゴイ!本当にライター初めて3週間ですか?

いやいや、これはまじでスゴイ。文字単価1円とか余裕のレベルですよ!

うわ~そう言ってもらえて安心しました。嬉しいっす!

ちなみに何かで勉強されたんですか?

一応…といっても、本を数冊読んだくらいですけど!

(…それだ!)
Kanさんの記事を読ませてもらいましたが、初心者ライターとは思えないほどの完成度でした。
同じ語尾の連続も少なく、1文も短い。各段落のボリュームも適切。
それもこれもKanさんが努力された結果ですが、少なからずライティング教本で得た知識も反映されているのかなと感じました。
実際、僕も駆け出しライターの頃は『文章の書き方』に関する本からスタートしています。

ライター界隈では「絶対にコレ!」という定番のライティング本があります。初心者ライターの方にぜひとも読んで欲しい3冊がコチラ!
巨大ニュースサイトで知られる「ナタリー」の初代編集長が、未経験のライターに向けてこれまでに伝えてきたメソッドをまとめた本。
- 文章の組み立て方
- 漢字・かな表記
- 接続詞の使い方
など、webライティングのルールも記載されているので、基本はコレ1冊で押さえられます。

webライターを始めたばかりの人にはぜひ一度読んでほしい!
Google検索などで記事を上位表示させるためのSEOについて詳しく書かれた1冊。
SEOの基本的な知識はコレ1冊で学べます。おまけに、吹き出しのマンガ形式で書かれているのでサクサク読める!
SEOライティングはwebライターにとって大きな武器となるので、こちらも持っておくことを推奨!
webライターにとっての辞書的な本。正しい日本語を使うためには欠かせない1冊です。
「」の使い方や句読点の使い方などで疑問点が出てきた際にも、この本を開けばすぐに解決します。

ライターを始めて8年経った今でも、読み返すことの多い3冊です。ライターにとってのバイブルなのでぜひ!
webライターはとにかく続けることが大切!
今回の結論ともいえる部分ですが、ゆめさんと僕はKanさんにこう伝えました。

そのままでいい!その行動力があれば絶対に稼げますよ!

とにかく続けること!それだけでOKです!
要するに「その姿勢で頑張れ!」ということなんですが、Kanさんの“その姿勢”というのが素晴らしいんです。
ライターを始めて3週間弱のKanさんがこれまでにやったことがコチラ↓
- クラウドソーシングでとりあえず応募
- 継続案件を2つゲット
- 時間はかかるけど、とりあえず書いている
- イケそうならもう少し応募してみる

いや、当たり前のことじゃん!
と思われるかもしれませんが…webライターの世界ではこの当たり前の日々に耐え切れず、辞めていく人が後を絶たないんです。
だから、そのままの姿勢で根気よく続けること!生き残れば勝ちです。
ライティングを続けていれば、実績も増えるし、文章も自然と上手くなります。文字単価1円以上の案件なんて、あっという間にゲットできます。

初心者ライターにとって大切なのは“続けること”。続けていれば、必ず道は開けます!
まとめ
今回は収入を伸ばしたいwebライター初心者に送る7つのアドバイスを紹介しました。
最後にもう一度内容をおさらいしておきましょう!
- 最初は執筆に時間がかかるのも当たり前!そのうち慣れる!
- 続けているだけで道は開ける!
- 見出し構成を作ってから執筆するべき!
- 単価を上げるためには実績を積むべし!
- オフラインで人と会うべし!
- 専門性や得意ジャンルは経験を積むことで見えてくる!
- webライターはブログをやるべき!
クラウドソーシングでライティングを始めたばかりの方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
精神論で申し訳ありませんが、ライター初期は気合と根性で続けることが肝となります。
嫌々でも書いていれば、月10万円にはあっという間に手が届く。それが今のwebライターの良いところ!
専業ライターを考えている人は、以下の記事も合わせてご覧ください!今後の明確なビジョンがきっと見えるはずです。
専業webライターとして生計を立てたいと考えているあなたに。専業ライター歴8年の筆者が、webライターの月収別の稼ぎ方を解説。専業webライターになる前に知っておくべき3つの注意点も紹介します。
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