
webライター1本で食べていけるくらい稼ぎたいんだけど、どうやって稼げばいいか分からない
そんな方に向けて、この記事ではwebライター1本で生活できるくらい稼ぐための立ち回り方法を紹介します。
一応、この記事を書いている僕(としき)の経歴を簡単に紹介しておくと、
- 大学中退後、東京のWeb会社の専属ライターに
- 独立→フリーランスへ
- ライティングで月収30万円達成
- 専属ライター時は文字単価8~10円、今は文字単価5円くらいが多め
- なんの資格もないよっ!!
こんな感じです。かれこれフリーランス歴は8年になります。
最近はサイトやブログ運営に力を入れているので、ライター自体の収入は月20万円程度です。

他のライターさんに比べると、ぶっちゃけ作業量は少なめ。それでも月20万円程度は入ってきます。
今回はそのあたりの効率よくライティングで稼ぐコツも詰め込んでいるので、ぜひ参考にしてみてください!
webライターで稼ぐための3つの考え方
具体的な稼ぎ方の前に、webライターとして稼ぐためにめちゃくちゃ重要な3つのコトを紹介します。
【1】クラウドワークスやランサーズはさっさと卒業する
クラウドワークスやランサーズはできるだけ早く卒業しましょう。その理由は以下の3つ。
- 手数料を取られる(報酬額の20%)
- テストライティングが無駄
- 応募から採用までが長い
最も致命的なのは、クラウドワークスやランサーズでは報酬額から手数料が20%も取られるという点です。※10万円以下の案件の場合

手数料20%って、普通に考えてデカすぎませんか?
クラウドワークスやランサーズの文字単価1円って、普通の文字単価1円じゃないってことですよ。
- 文字単価1円
- 文字数5000文字
- 本来の報酬:5000円
- 実際の報酬:4000円
文字単価1円の案件も、実際は文字単価0.8円ってことです。
僕だったら1000文字タダで書いている気持ちになるんですけど…皆さんどうなんでしょう。

あと、テストライティングもはっきり言って無駄です
テストライティングも文字単価1円とかで買い取ってくれればいいのですが、大体はもっと低い金額ですよね。
クラウドワークスやランサーズは、初心者が経験を積むには本当に役立つクラウドソーシングサイトです。
でも、「提案→テストライティング→手数料取られる」みたいな、専業ライターからすると、にわかに信じられないようなシステムなんですよね…。
詳しくは後述しますが、
- 手数料も取られない
- 提案・応募もいらない
- 文字単価1円スタート
といったwebライター登録サイトは世の中にたくさんあります。
作業時間や時給を考えれば、むしろクラウドワークスやランサーズは稼ぎにくい部類だと思います。

もっと広い視野で見てみると、あなたの収入は一気に伸びるかもしれませんよ!
【2】文字単価と時給は意識しよう
webライターの収入を上げるには、文字単価を上げてもらうのが一番手っ取り早い方法です。
例えば、文字単価1円と3円では、同じ作業量でも月収は3倍違ってきます。

さらに時給も意識しておくとグッド!
webライターなら“時給”は絶対に意識しておきましょう。というのも、いくら文字単価が良くても、時間がかかる案件は全く稼げないこともあるからです。
- 文字単価:1円
- 文字数:3000文字
- 作業時間:1時間
文字単価1円でも、1時間でササっと3000文字書けるなら時給は3000円です。
- 文字単価:2円
- 文字数:3000文字
- 作業時間」3時間
文字単価2円でも、3000文字書くのに3時間かかってしまうと時給は2000円です。

それなら文字単価1円でサクサク書ける案件のほうが稼げますよね?
だから、いくら文字単価が良くても、
- マニュアルが厳しい
- 文字装飾あり
- 画像選定あり
みたいな案件はおすすめしません。絶対に時給は下がるし、収入も伸ばせません。
むしろ、以下のような案件は最強です。
- マニュアルなし(ですます調だけ)
- 文章のみ
- Word納品
文字単価1円でもこういう案件をいっぱいこなせば、月収10万円くらいは簡単に到達すると思いますよ!

とりあえず文字単価と時給は意識するようにしましょう!
【3】クライアントの言いなりにならない
3つ目はクライアントの言いなりにならないこと!クライアントにへこへこしても、安い文字単価で使われて終わるのがオチです。

こんな自分でも採用してくれたから…

担当の方が良い人だから…
分かります、分かりますよ。最初はそういう気持ちも大切です。
でも、クライアントはあくまでビジネスパートナーです。クライアントだって、文章が書けないから依頼しているわけで。
「ライターよりもクライアントのほうが偉い」みたいな風潮がありますが、ライターが言いなりになるのは違うと思うんです。

むしろ、こっちからどんどん単価交渉しないと収入は伸ばせません!
- ぼちぼち文字単価1円から2円に上げてくれませんか?
- 無理ならせめて1.5円で様子見してください
- それも無理っすか?じゃあ辞めます
僕の場合、こんなことは日常茶飯事でした。迷惑なライターだと思われていたかもしれませんが。笑

この案件はもう慣れたし、単価交渉してみるか
これくらいのタイミングで交渉しちゃうときはしちゃいます。とにかく安い単価で書きたくないんですよね…。
それにライターなんて代わりは無限にいます。そして、クライアントも無限にいます。
初心者webライタ-が身につけるべき5つのスキルまとめ。他のライターと圧倒的に差別化し、案件獲得や文字単価アップがスムーズになるスキルを紹介。
webライター1本で生活するためにやった3つのコト
ここからは、実際にwebライター1本で生活できるくらい稼ぐためにやった3つのコトを紹介します。
【1】クラウドワークスやランサーズ以外のサイトに登録した
webライターで稼ぐためのサイトは、クラウドワークスやランサーズだけではありません。
手数料が取られないサイトもたくさんあるので、今回は代表的なものをいくつか紹介します。
登録にテストが必要なサイトもありますが、大体は合格すれば文字単価1円からスタートみたいな感じになっています。
あと、テストに合格したら担当の編集者が1人ついて、案件をバンバン投げてくれるところもあったり。

僕が文字単価4~5円で書いているサイトも上記のなかにあります。探してみてね!
【2】メディアに直接応募した
登録型のサイトを介さずに、直接メディアに応募するのも1つの方法です。
メディアとの直接契約なら手数料も取られませんし、文字単価も高いケースが多いです。
webコンテンツ制作会社の専属ライターをしていた頃は、大体2000文字で8000円とかでした。
文字装飾も画像選定もないワード納品。
今もそういうメディアや企業はたくさんあります。
クラウドワークスとかに疲れた人にはおすすめですよ!
探して応募するだけならタダです。あとは勇気と行動力!
— 🐶ライターとしき@書きまくれ! (@writer_toppy) August 21, 2019
僕は大学中退後に、このパターンで専属ライターになりました。封筒に履歴書ぶちこんでメディアに送りつけるパターン。
当時はミクシィが流行っていて、その延長で

文章を書くのが好きなので…お願いします!
って、ミクシィの日記しかライティング経験なかったのに採用。何事もやってみないと分からないものです。
ライターを募集しているメディアの探し方
- 書きたいジャンルでGoogle検索
- メディアのHPをチェック
- 下のほうにある「募集要項」などをチェック
大体はホームページの下に「募集要項」とか「ライター募集」みたいなページがあるので、そこから応募しましょう。
募集要項のページがない場合は、お問い合わせページから聞いてみるのもオススメです。
今だと、TwitterとかInstagramの公式アカウントに聞いてみるのもアリで、

ライター募集してますか?

単価どれくらいっすか?
みたいなメールを送ってみましょう。聞くだけならタダですから!
たとえ無視されても、たとえ募集してなくても、こちらとしてはノーダメージ!でしょ?
【3】webライターこそブログをやるべきです
稼ぎたいwebライターこそブログ(サイト)をやるべきです。その理由は以下の記事で解説しているので、ここでは少しだけ!
ブログはwebライターの実績(ポートフォリオ)になるものです。
案件に応募するときにも、ブログのURLを貼り付けておけば一発で通るケースもあります。
また、ブログを見たメディア担当者から、ブログ経由で仕事を依頼されるケースもあったり!
これはTwitter経由でいただいたお仕事ですが、ブログとTwitterを連動させておくと、お仕事をもらえる機会も増えるかなと!
webライタ-たるもの、自分のブログを1つくらいは持っておかないといけない。今はそんな時代ですね。

ブログは数時間もあれば開設できます!今のうちにやっちゃいましょー
まとめ
今回はwebライターの稼ぎ方について紹介しました。最後にもう一度内容をおさらいしておきましょう!
- 文字単価と時給は意識しよう
- クラウドワークスやランサーズだけじゃないよ!
- クライアントの言いなりにならないこと
- メディアに直接応募するのもオススメ
- ブログは絶対に始めるべき
冒頭でも書きましたが、webライターとして稼ぐ方法はたくさんあります。
クラウドワークスやランサーズだけでも月50万円とか稼いでいる人もいますし、正解は1つではありません。
でも、効率よく稼ぎたいなら、時給やシステム手数料は気にしたほうが良いと思います!

最後に、こんな案件はオススメ!という条件をまとめておきますね
- システム手数料なし
- マニュアルなし
- 文字装飾なし
- 画像選定なし
- Word納品
こうした案件は自然と時給も高くなり、効率良く稼げるからおすすめです!
でもって、編集担当者が1人ついて、こうした案件をバンバン投げてくれるところもあります。
上記サイトはいずれも登録無料です。登録にテストが必要なところもありますが、受かればライティングの仕事には困りません。
長くなりましたが、今回は以上です!ありがとうございました。
※専業webライターの稼ぎ方は以下の記事で詳しく解説しています。
専業webライターとして生計を立てたいと考えているあなたに。専業ライター歴8年の筆者が、webライターの月収別の稼ぎ方を解説。専業webライターになる前に知っておくべき3つの注意点も紹介します。