
こんにちは、webライターのとしき(@writer_toppy)です
「SEOライティングができます」
この言葉が言えるようになると世界が変わります。ランサーズやクラウドワークスからはスカウトが毎日届き、提案も簡単に通るようになるんです!
というわけで、今回はwebライターが取得すべきSEOライティングのポイントを解説します。
参考までに、私はこれまで個人サイトを通して、多くの記事でGoogle検索上位を獲得してきました。
クライアントに納品した記事でも、検索上位を獲得したものはいくつもあります。今回はこうした経験も踏まえて解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
webライターがSEOを絶対に身につけるべき理由
まずは結論から。SEOライティングは他のライターとの圧倒的な差別化になります。
クライアントもSEOライティングができる在宅ライターを必死に探しています。
SEOの知識があるライターが優遇される理由
そもそも、なぜSEOライティングができるライターが必要とされるのか?少しクライアント目線で考えてみましょう。
多くのメディアは、ライターに依頼した記事も検索エンジンで上位表示することを目標にしています。
- 検索エンジンで上位表示
- 多くの人に記事を見てもらえる
- 売り上げや知名度も上がる
ネットに公開する以上、検索上位を獲得したいと思うのはみんな同じです。ただし、上位表示するためにはSEO対策が必要になります。
そこでクライアントはSEOライティングができるライターを探すんですね。
【朗報】SEOライティングは圧倒的なスキルになる
ここでトップレベルのwebライターを目指すあなたに朗報です。
控えめに言ってもSEOライティングができるライターは多くありません。逆にいうと、SEOライティングができれば、それだけで他のライターと差別化できます。
プロフィールや提案文に書かれた「SEOを意識したライティングができます」の一言は、我々ライターが思っている以上に強烈です。
SEOライティングを身につければ、ぶっちゃけ文字単価1円のテストライティングは余裕で通過します。SEOを意識した文章とそうでない文章はひと目で分かりますから!

とにもかくにもSEOライティングは学んでおいて損はありません!
将来的に個人ブログをやるときにも必ず役に立ちます。
稼ぐwebライターのSEOライティング|6つのポイント
ここから本題です。今回はSEOライティングの基本的なポイントを6つ紹介します。
マスターすれば「SEOライティングができます」と公言できるので、ぜひ参考にしてみてください!
- タイトルは32文字以内で魅力的なものにする
- ディスクリプションにもキーワードを詰め込む
- 見出しを正しい構造で使う
- 見出しにもキーワードを入れる
- 本文には共起語を入れる
- 他のサイトを上回るコンテンツにする
慣れればどれも単純な作業です。文字単価の高いクライアントからも、SEOに関してこれ以上のことは求められたことがありません。

それでは1つずつ分かりやすく解説していきますね!
タイトルはキーワードと魅力的な文言に!
記事タイトルはSEO対策のなかでも重要なポイントです。
- 上位表示させたいキーワードを入れる
- 思わずクリックしたくなるような文言を入れる
タイトルを決める際には、この2点を必ず意識しましょう。
タイトルに上位表示させたいキーワードを入れる
クライアントから指定されたキーワードや上位表示させたいキーワードは、必ずタイトルに入れましょう。
理由は、タイトルを通して「この記事は○○のテーマについて書かれていますよ」というのを、検索エンジンやユーザーに伝えられるからです。
要するに、上位表示されやすくなります。
思わずクリックしたくなるような文言を入れる
加えて、記事タイトルは思わずクリックしたくなるようなものでなければいけません。
ユーザーは検索結果に表示された多くの記事から、「おっ!」と思ったタイトルの記事だけをクリックします。きっとあなたもそうですよね?
魅力的なタイトルのつけ方【具体例】
例えば、「タイトル つけ方」というキーワードで検索したとしましょう。あなたならどちらのタイトルをクリックしますか?
A:Googleで上位表示される記事タイトルのつけ方をブロガーの私が徹底解説
当然、Bのタイトルのほうがクリックしたくなりますよね。Aのようにキーワードを入れてそれっぽいタイトルをつけただけでは、ユーザーの心を動かすことはできません。
Bのタイトルは、「ユーザーの心を鷲掴み」「1記事で5万人に読まれた」といった文言が、検索ユーザーの「おっ!」を引き出します。
こんな感じで、思わずクリックしたくなるような文言を入れるのがポイントです!
納品物なら、クライアントの指示に従いましょう。
ちなみに数年前は32文字以内が理想と言われていました。理由は、検索結果で33文字目以降が「…」と切れてしまうから。
でも、今は40文字以上のタイトルがそのまま検索結果に表示されることもあります。月数百万円を稼ぐアフィリエイターさんのなかには70文字のタイトルをつけている人もいます。
現状「これがベストだ」といえる文字数はありませんが、私は30~40文字くらいにしています。
ディスクリプションはひと目で記事の内容が分かるように書く
メタディスクリプションは、検索結果でタイトルの下に表示される「その記事の要約・概要」です。
メタディスクリプションが直接的に検索順位に関わることはありませんが、ユーザーのクリック率には大きく関係してきます。
できるだけ多くのユーザーに記事を読んでもらえるよう、メタディスクリプションはその記事の内容がひと目で分かるように書くのがポイントです!
例として、この記事のメタディスクリプションを見てみましょう。
webライターが絶対に取得すべきSEOライティングの知識をフリーランス歴8年のライターが解説。Google検索で上位表示される文章の書き方やキーワードの入れ方を紹介しています。
メタディスクリプションの場合、タイトルほど魅力的な文章を書く必要はありません。
それよりも記事を読んで得られるメリットを書いておくのがオススメです!
見出しを正しい構造で使う
記事の見出しは正しい構造で使うのが鉄則です。これはクライアントの指示書(マニュアル)にも書かれていると思うので簡単に。
基本的に記事の見出しは、大見出し⇒中見出し⇒小見出しの順で使用します。
1つの見出しのなかで、さらに見出しを分けたほうが伝わりやすい場合、小さな見出しを追加していく感じですね。
これがhtmlの<h>タグで見たときに、大見出し⇒小見出しのように中見出しをすっ飛ばすとアウトになります。
h2⇒h3⇒h4…はOK。h2⇒h4のパターンはダメ。意外とやっちゃう人が多いので注意しましょう!
見出しはキーワード+ひと目で内容が分かるように!
タイトルだけでなく、見出しにもキーワードを入れるとSEO効果があります。
これはSEOライティングを知らないライターには絶対にできないテクニックです。
テストライティングを確認するクライアントも、見出しを見て「あ、この人はSEOを意識してるな」と勘づくのではないでしょうか。
ただし、キーワードを入れて不自然になるくらいなら、無理矢理入れる必要はありません。
最近のGoogleアルゴリズムでは、タイトルタグにキーワードが入っていれば、検索1位は十分に狙えます。
あくまでユーザーが読みやすいような見出しを優先しましょう。

理想は、見出しを読んだだけで記事の内容が分かること!キーワードが入っていればなお良し!
本文には共起語を入れる
SEO対策として、本文に“共起語を入れる”ことも大切です。共起語は、キーワードと一緒に頻繁に出てくる単語のことを指します。
例えば、「カルボナーラ」というキーワードなら「レシピ」「ベーコン」といった感じ!
カルボナーラの起源について書くときも、SEO的にはレシピやベーコンといった単語も入れたいところです。

実際、私が執筆させていただいている某巨大メディアも共起語はかなり意識しています。
月間ユーザー数1000万越えの知る人ぞ知るメディアが、「多少不自然になってもいいから共起語は入れましょう!」と言っております。
つまりはそういうことなんです。
共起語の調べ方
ちなみに共起語を調べる無料ツールは世の中にいっぱいあります。
有名どころでいうと、
とかです。
使い方も簡単で、たとえば「カルボナーラ」で共起語を調べてみると、
こんな感じで「レシピ」「うどん」などの共起語リストがたくさん出てきます。
この共起語1つ1つをできるだけ本文に入れることで、上位表示されやすくなります!

SEOのポイントもいよいよ次で最後。もうひと踏ん張りです!
上位サイトを上回るコンテンツにする
この項目が最も重要。なによりも重要です。
SEOライティングで最も重要なのは、上位サイトを上回るコンテンツの作成です。
現在のGoogle検索エンジンでは、「ユーザーの役に立つ」と評価された記事が上位表示されます。
要するに、上位表示されているサイトの内容こそ、
- ユーザーの知りたい情報が書かれている
- ユーザーの悩みを解決できるコンテンツ
ということです。
何を書けばユーザーが満足するのかを知りたければ、上位サイトを見れば分かります。
ただ、真似をするだけで上位サイトを越えられるかというと、そんなに甘くありません。
似たような内容の記事がいくつも上位表示されるのをGoogleは嫌います。
上位サイトを超えるコンテンツの作り方
というわけで、最後に上位サイトを超えるコンテンツの作り方を紹介します。
webマーケティングの知識も必要ありません。シンプルかつ論理的な方法なのでご安心を!
- 狙いたいキーワードで検索
- 検索結果1ページ目(上位10サイト)をチェック
- 上位サイトの良い点を書き出す
- 上位サイトの悪い点を書き出す
- 上位サイトにはないオリジナルな情報を書く
たったこれだけです。
上位サイトの良いところを真似して、悪いところは改善。あとはオリジナリティを出す。
上位サイトをの良いところは真似しよう
良い点については、「なぜ上位表示されているのか?」を考えながら書き出します。自分がいいなと思ったポイントでもOK。
- 画像や表がたくさん使われていて見やすい
- こんな詳しいことまで書かれているのか
- 実体験がリアル!
といった感じですね。良いところは自分の記事にもできるだけ取り入れましょう!
上位サイトの悪いところは改善しよう
上位サイトの悪い点については、「もっとこうしたらいいのに!」「ココ分かりにくいなぁ」という思ったところでOKです。
- 文字だらけで読みにくい
- もっと画像があったほうがいい
- 専門的な言葉が多すぎて分かりにくい
などなど。悪いところはしっかり改善して、自分の記事に反映させましょう!
そして最後に、上位サイトにはないオリジナルな情報を付け足します。
オリジナルな情報に関しては、「自分が検索ユーザーなら、こんなコンテンツがあったら嬉しいのになぁ」という視点で考えると、案外簡単に出てきます!
上位サイトの良いところを真似して、悪いところは改善。オリジナリティも追加。
この作業を上位10サイトくらいやってあげると、おのずとユーザーの役に立つ良質なコンテンツに仕上がります!

今回はここまで!お疲れ様でした!
まとめ
今回はwebライターが絶対に押さえておくべきSEOのポイントについて解説しました。最後にもう一度内容をおさらいしておきましょう。
- タイトルはキーワードを入れて魅力的なものにする
- ディスクリプションは記事の内容がひと目で分かるように!
- 見出しを正しい順番で使う
- 見出しにもキーワードを入れる
- 本文には共起語を散りばめる
- 上位サイトを上回るコンテンツを作成
今回のポイントを意識したライティングができると、ぶっちゃけ文字単価2~3円くらいは簡単に引っ張ってこれます。(もちろんアピールは必要です)
また、私もこれまでに検索上位を多く獲得してきましたが、そのためにライティングで意識したのは今回紹介した6つのポイントだけです。
それくらい重要なポイントなので、ぜひマスターしちゃってください!
今回は長々と解説したので「SEOライティングって面倒くさいな…」と思われたかもしれません。
でも、実際はそうでもないですよ?慣れればどうってことありません!
SEOを意識した文章を書くだけでも、他のライターとの圧倒的な差別化になります。仕事の依頼も増えるし、単価交渉も簡単になります。
webライターならSEOライティングを身につけておいて損はありませんよ!